第1回旅行産業経営塾講義を終えて
本日は、竜谷大学経済学部客員教授であり、HARAJIRI MARKETING DESIGN 代表取締役 原尻淳一氏に
「マーケティング戦略に基づいて、旅行産業の新しいアイデアを量産しよう!」をテーマに
講義をお伺いしました。改めて、マーケティングを考える時間をいただいた感じでした。今までは、「なんとなくこんな感じだと思う」とか「これをやれば間違いない」とか、考えてただがむしゃらにやってましたが、まんざら間違ってもなかったこともわかりました。
しかしながら、具体的な戦略を継続する仕組みが、できていなかったので、今回の講義はとてもよい刺激になりました。
とくに「ファンづくり」、「仕組み」をどうすればよいかを具体的に学ぶことができました。
今回私の響いた言葉は、
「ファンをどう動かすのか?」
「仕組みをどう動かすのか?」
でした。
売上=頭数×頻度×量
頭数=新規顧客→ブランディング
頻度×量=既存顧客→関係性をつよくする(ファンクラブ)
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コンビニ一例
コンビニ1日あたりの売り上げ平均は、51万円(来店数850名)一人単価606円である。
売上(51万円)=来店客数(850名)×客単価(606円)
来店客数を細かく分けると、頭数(770名)×頻度(1.1回)
では、どんなコンビニ戦略があるか考えてみました。
改めて考えてみました。
私は、こうかなと考えてみました。
■頭数戦略
①おにぎり100円
②銀行サービスコーナー
③テレビCM
④映画タイアップキャンペーン
⑤WIFI戦略
■頻度
①リラクマシールでお皿プレゼント
②トイレ利用サービス
③24時間営業
④ポイントカード
⑤割引クーポン
■単価
①お茶のセットで割引案内
②700円以上購入でくじ
③から揚げ増量サービス
④タレントのグッズが当たる
⑤おいしいコーヒー100円
⑥イートインスペース
⑦ドーナツ
⑧本の受け取りサービス
⑨無印良品
などなど
以前は、一人当たりの単価500円だったが、おいしいコーヒーの登場で606円となった。
またセブンイレブンは地元スーパーを意識して、冷凍食品のコーナーが豊富に揃えている。
などなど、よくよく考えてみると、戦略と仕組みがおもしろいなと思いました。
確かに私はコーヒーを買わないので、コンビニで500円超えると高いイメージがあります。いつもセブンイレブンのくじは500円ではなく700円なのかと考えていました。不思議でしょうがありませんでしたが、理にかなう戦略をされていたことを教えていただきました。
これからは、常にマーケティングの視点で物事を考えていきたいと思います。
旅行産業経営塾とは、こんなところ
https://www.bsti.jp/
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